PayPayは、スマホで簡単にお金のやり取りができるサービスです。
友だちや家族だけでなく、SNSやオンラインなどで知り合った知らない人からも送金してもらうことができます。
しかし、知らない人から送金してもらう場合には、どのような方法があるのか、またどのような注意点があるのかを知っておく必要があります。
この記事では、PayPayで知らない人から送金してもらう4つの方法と注意点について、以下の順に解説します。
この記事でわかること
PayPayで知らない人から送金してもらう4つの方法
- QRコードを見せて送金してもらう
- 携帯電話番号を伝えて送金してもらう
- PayPay IDを伝えて送金してもらう
- リンクを作成してSNSで送金してもらう
PayPayで知らない人から送金してもらう4つの方法
- QRコードを見せて送金してもらう
- 携帯電話番号を伝えて送金してもらう
- PayPay IDを伝えて送金してもらう
- リンクを作成してSNSで送金してもらう
①QRコード(マイコード)を見せて送金してもらう
QRコードを見せて送金してもらう方法の手順は、以下の通りです。
直接会っている場合は、画面を見せてスキャンしてもらうだけでOKです。
- アプリで右下の「アカウント」をタップ
- 「マイコード」をタップ
- 表示したマイコードを送る側に見せて(送って)スキャンしてもらう
- 通知が届いたら受け取りの操作を進める
近くにいないときは、画面をスクショして相手に送ればOKです。
ただし、QRコードの有効期限がありますので、送付するときは有効時間も注意して下さいね。
また、メリットデメリットは下記になります。
電話番号やPayPay IDを教える必要がない
送金手数料や受取手数料がかからない
QRコードをスキャンする際に、自分の表示名が相手に見えてしまう
②携帯電話番号を伝えて送金してもらう
携帯電話番号を伝えて送金してもらう方法は、自分がPayPayに登録した携帯電話番号を相手に教えることで送金してもらえる方法です。
- 自分のPayPayに登録した携帯電話番号を相手に教える
- 相手はPayPayアプリを開き、ホーム画面左下の「送る」をタップする
- 「電話番号で検索」をタップし、教えてもらった電話番号を入力する
- 自分の表示名が出てくるので、金額を入力して送金する
- 通知が届いたら受け取りの操作を進める
相手はPayPayアプリで「送る」機能を使って、電話番号で検索して送金できます。
この場合、アプリホーム右下の「アカウント」内にある「送る・受け取る設定」から設定をしないとできません。
また、メリットデメリットは下記になります。
電話番号を相手に伝えたくない人はこの方法は向いてないです。
送金手数料や受取手数料がかからない
電話番号を相手に伝える必要がある(個人情報の流出の恐れ)
③PayPay IDを伝えて送金してもらう。
PayPay IDを伝えて送金してもらう方法は、自分のPayPay IDを相手に教えることで送金してもらえる方法です。
- 自分のPayPay IDを相手に教える
- 相手はPayPayアプリを開き、ホーム画面左下の「送る」をタップする
- 「PayPay IDで検索」をタップし、教えてもらったPayPay IDを入力する
- 自分の表示名が出てくるので、金額を入力して送金する
- 通知が届いたら受け取りの操作を進める
PayPay IDは、PayPayアカウントごとに設定できる固有のIDで、電話番号を教えたくない場合に便利です。
相手はPayPayアプリで「送る」機能を使って、PayPay IDで検索して送金できます。
電話番号を教えなくても送金してもらえる
送金手数料や受取手数料がかからない
PayPay IDを設定していない場合は事前に設定する必要がある
PayPay IDを検索する際に、自分の表示名が相手に見えてしまう
④リンクを作成してSNSで送金してもらう
リンクを作成してSNSで送金してもらう方法は、自分のPayPayアプリで送金リンクを作成し、SNSなどで相手に送ることで送金してもらえる方法です。
相手はリンクをタップすると、PayPayアプリが開いて送金できます。
自分の電話番号やPayPay IDを教えなくても済む、相手の送金の作業が最小限で済むというのがメリットです。
- PayPayアプリを開き、ホーム画面左下の「送る」をタップする
- 「SNSで送る」をタップする
- 送金する金額とメッセージを入力する
- 「リンクを作成する」をタップする
- 作成されたリンクをコピーする
- SNSなどで相手にリンクを送る
- 相手がリンクをタップして送金するのを待つ
- 通知が届いたら受け取りの操作を進める
電話番号やPayPayIDを教えなくても送金してもらえる
送金手数料や受取手数料がかからない
SNSなどで簡単にリンクを共有できる
リンクを誤って他人に送ってしまう可能性がある
リンクが悪用される可能性がある
不安な場合はパスコードも設定することが可能です!
PayPayで知らない人から送金してもらう際の注意点
- 個人情報が相手にバレる可能性がある
- 残高を出金できない可能性がある
- 相手が支払いを拒否する可能性がある
①個人情報が相手にバレる可能性がある
PayPayで知らない人から送金してもらう場合には、自分の個人情報が相手にバレる可能性があります。
特に、電話番号やPayPay ID、QRコードを教える場合には、相手に自分の表示名が見えてしまいます。
表示名は、自分の本名やニックネームなどに設定できますが、相手に知られたくない場合には、事前に変更しておくとよいでしょう。
また、電話番号やPayPay IDを教える場合には、相手に自分の連絡先がわかってしまうので、迷惑メールや電話などに注意する必要があります。
②残高を出金できない可能性がある
PayPayで知らない人から送金してもらう場合には、残高を出金できない可能性があります。
PayPayでは、残高を出金するには、銀行口座の登録や本人確認が必要です。
また、登録できる銀行口座には制限があります。
そのため、銀行口座の登録や本人確認ができない場合や、登録できる銀行口座がない場合は、残高を出金できません。
残高を出金したい場合には、事前に銀行口座の登録や本人確認を済ませておくとよいでしょう。
PayPayで受け取ったお金はPayPayマネーとて活用するのがよさそうです。
③相手が支払いを拒否する可能性がある
PayPayで知らない人から送金してもらう場合には、相手が支払いを拒否する可能性があります。
特に、個人間売買などで商品やサービスの提供と引き換えに送金してもらう場合には、相手が商品やサービスに不満があったり、詐欺やトラブルに巻き込まれたりすると、支払いを拒否することができます。
PayPayでは、支払いを拒否するには、PayPayカスタマーサポートに連絡して、理由や証拠を提示する必要があります。
しかし、PayPayカスタマーサポートは、個人間売買などのトラブルには関与しないという方針です。
そのため、支払いを拒否された場合には、自分で相手と交渉するか、法的な手段をとる必要があります。
支払いを拒否されないようにするには、以下の点に注意するとよいでしょう。
商品やサービスの内容や条件を明確にする
商品やサービスの提供と送金のタイミングを合わせる
商品やサービスの提供や送金の証拠を残す
相手の評判や信用度を確認する
PayPayで受け取り方について
以下どちらかの方法で受け取り通知の連絡が届きます。
- アプリに受け取り依頼の通知がくる場合
- SNS/メールに受け取りリンクが届く場合
①アプリに受け取り依頼の通知がくる場合
アプリホーム画面に[受け取り依頼の通知]が届いたら、それを選択して受け取り操作を進めます。
自動受け取りの設定をしている場合、残高は自動で受け取りされますよ。
②SNS/メールに受け取りリンクが届く場合
SNSやメール宛てに[受け取りリンク]が届いたら、リンクを選択して受け取りの操作を進めます。
パスコードがある場合は、パスコードを入力してね!
受け取りを辞退するとキャンセルされ、送り手に残高が戻ります。
PayPay以外で知らない人から送金してもらう方法
PayPayで知らない人から送金してもらう方法には、メリットとデメリットがありますが、PayPay以外にも送金してもらう方法はあります。
以下に、代表的な2つの方法を紹介します。
- Amazonギフトカードを使ってやり取りをする
- 楽天キャッシュを使ってやりとりをする
①Amazonギフトカードを使ってやり取りをする
Amazonギフトカードとは、Amazonでの買い物に使える電子ギフト券です。
Amazonギフトカードは、自分で使うだけでなく、他の人に送ることもできます。
Amazonギフトカードを使ってお金のやり取りをする方法は、以下の通りです。
- 自分のAmazonアカウントでAmazonギフトカードを購入する
- 購入したAmazonギフトカードのコードを相手にメールやSNSで送る
- 相手はAmazonギフトカードのコードを自分のAmazonアカウントに登録する
- 相手はAmazonでの買い物にAmazonギフトカードの残高を使う
②楽天キャッシュを使ってやりとりをする
楽天キャッシュで知らない人に送金する場合は、楽天ペイアプリが必要です。
具体的なやり方は下記です。
- 楽天ペイアプリをひらく
- 「送る」タブの、楽天キャッシュを送るボタンを押す
- 一覧にいない人に送るを押す。
- 「1」金額を入力する。金額入力後「2」を押す。
- 「3」コメントを入力する。金額入力後「4」完了を押す。
- 金額を確認し、メッセージを入力後確認へを押す。
- 金額とメッセージを確認し、リンクを作成を押す。
- リンクを送るツールを選択し送る。
個人情報も相手にばれずに送金することが可能です!
他にも、LINE Payなどキャッシュレス決済サービスで個人間送金ができる場合があります。
しかし、それぞれのサービスにはメリットとデメリットがありますので、利用する際には注意してくださいね。
よくある質問について
ここからはよくある質問についてです。
リンクの期限切れの場合は?
PayPay送金の受け取り期限は48時間です。
有効期限が切れると自動的に送った側の残高に戻ります。
受け取りを忘れてしまった!などの場合は、相手に再度コードやリンクを再発行してもらいましょう。
本人確認をしないと送金はできませんか?
PayPayの送金は本人確認をしていなくてもできます。
ですが、注意点があります!
送る側・受け取る側のそれぞれ本人確認をしていないと、PayPayマネーライトになります。
カンタンにいうと、出金できない電子マネーです。
現金化はできませんので、注意が必要です。
間違えて送ってしまった!キャンセルはできる?
作成したリンクはキャンセルすることができません。有効期限が切れる48時間を待ちましょう。
また、相手に「辞退」をしてもらえればキャンセルが可能です。
48時間待てない場合は、相手に相談してみましょう。
ですが、相手が受け取りをしてしまった場合は、キャンセルができませんので注意してください。
個人情報は相手にばれませんか?
「表示名」のみ相手に伝わってしまいます。
オンライン上でのやり取りであれば、名前をハンドルネームなどに変更して送ると良いでしょう。
ただし、送る側・受け取る側も表示名のみが相手に伝わるので、表示名の設定を受け取る側も注意してください。
まとめ:PayPayで知らない人から送金してもらう4つの方法
この記事では、PayPayで知らない人から送金してもらう方法と注意点について解説しました。
改めて、おさらいをしましょう。
- QRコードを見せて送金してもらう
- 携帯電話番号を伝えて送金してもらう
- PayPay IDを伝えて送金してもらう
- リンクを作成してSNSで送金してもらう
SNSやオンライン上で、相手に個人情報がバレたくない場合は、QRコードか、リンクを作成してSNSで送金してもらうの方法がベストでしょう。
PayPayで知らない人から送金してもらいたい方は、ぜひ参考にしてください。