不動産クラウドファンディングの「COZUCHI」から新サービスが登場しました。
<中長期運用型ファンド>(ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 一棟ビル 予定配当率 年3.6%)
しかも「任意組合型」のファンドです。
COZUCHIといえば「短期型運用」(半年~1年半)のイメージがありますよね?
それがなんと運用期間「10年」
10年はちょっと…って思う方もいる方がいるかもしれません。
実際に「COZUCHI」公式のオンラインセミナーを視聴した私が、
中長期運用型のメリット・デメリットについて、この記事で解説をしていきます。
この記事でわかること
- 特別プレゼントキャンペーンについて
- 新サービス「中長期運用型」ファンドとは?
- 中長期運用型のメリットについて
- 中長期運用型のデメリットについて
- 最新募集ファンド(ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 一棟ビル)
- まとめ
「中長期運用型」リリース記念!特別プレゼントキャンペーン
新サービス「中長期運用型」リリース記念として、「ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 一棟ビル」に出資すると、特別プレゼントがもらえるキャンペーンが実施しています。
◆キャンペーン期間
2023年6月5日(金)19:00〜7月4日(火)13:00まで
(但し、募集額上限に達した場合、上記期間内であってもキャンペーンは締切となります。)
◆キャンペーン内容
①出資額1%相当分のAmazonギフトカード ※上限は300,000円分
②COZUCHIポイント 3ポイント
実際に10万円を投資した場合をイメージしてみましょう。
◆投資額:10万円
①出資額の1パーセントアマゾンギフトカード:1000円分
②COZUCHIポイント 3ポイント
10万円投資するだけで必ずアマゾンギフトカード1000円ももらえるの太っ腹じゃない?
抽選ではなく、「必ず」「全員」にもらえるのがすごいですよね。
なかなかキャンペーンを実施していないCOZUCHI。
今回久々のキャンペーンではないでしょうか?
私もこのキャンペーンのせいでかなり心が動いております・・・
新サービス「中長期運用型」ファンドとは?
5つのポイントがあります。
- 中長期でほったらかし運用ができる
- 定期的な配当を得ながら、売却益も狙える
- 半年に1回、中途売却の機会あり
- 事業者倒産リスク軽減
- 現物不動産と同様の資産圧縮効果あり
中長期運用型について、具体的に説明していきます。
今回の中長期運用型ファンドは、任意組合型の不動産投資クラウドファンディングです。
いきなり任意組合型?と言われてもイメージしにくいですよね。
今までCOZUCHIでは、「匿名組合」型でのスキームで行っていました。
匿名組合型の場合、不動産の「所有権」が事業者にありましたが、任意組合の場合は投資家が所有権を持つことになります。
◆新サービスとの比較
中長期運用型(新サービス) | 短期運用型(従来) | |
---|---|---|
スキーム | 任意組合 | 匿名組合 |
利回り | 3~4%前後 | 3~10%前後 |
運用期間 | 10年程度の中長期 | 数か月~2年程度 |
最低出資額 | 10万円から | 1万円から |
所有権 | 無し(単なる出資) | 有り(共有持ち分) |
所得の区分 | 雑所得 | 不動産所得 |
劣後出資 | 無し | あり |
倒産のリスク | 隔離効果が期待できる | あり |
配当頻度 | 半年に1回 | 返還時のみ |
所得税 | 源泉徴収あり | 源泉徴収なし |
売却・換金 | 半年に1回、売却の機会あり ※売却手数料無料 | いつでも換金可能 ※手数料は投資家負担 |
劣後出資がないってなんか怖いけど?
任意組合の場合は、不動産の所有権が投資家になります。
ですので、劣後出資という概念がなくなるからです。
(例)
100の不動産を例にすると90%が優先出資(投資家)、10%が劣後出資(事業者)の場合、
売却時に90%しか売れなかった場合、劣後出資が「損」を受け持ち、投資家の90%がそのまま利益を受け取れます。
今回の場合は、100の不動産が100%(投資家)出資になりますので、
90%しか売れない場合は、90。110%売れた場合は、110%の利益という形になります。
劣後出資はないけど、基本的には事業者側からもある程度セイムボート出資はされるそうです。
※ファンド一覧をみるとわかりますがすでに応募者1名となってますよね。それが対象になります。
中長期運用型のメリットについて
メリットについて挙げていきます。
- 中長期でほったらかし運用ができる
- 事業者倒産リスクの軽減
- 半年に1回、売却の機会があり
- 節税効果がある
では、1つずつ説明していきます。
中長期でほったらかし運用ができる
運用期間が中長期なため、短期間でファンドを選びなおして、再投資するという手間がありません。
例として、100万円を年利4.5%・10年で運用した場合、利益だけで45万円になります。
※しかし保証はされませんので、注意ください。あくまでも想定になります。
また、返還後一斉支払いではなく、出資金額に応じて半年に一回配当金が分配されるため、定期的な収入を得ることができます。
事業者倒産リスクの軽減
不動産の所有権が投資家にあるので、もし事業者が倒産した場合、影響がありません。
半年に1回、売却の機会があり
個人的には10年間運用というのは少し引っかかっておりましたが、半年に1度売却の機会があると聞いて安心です。
従来のサービスでも、いつでも売却可能でしたが、手数料がかかってました。
今回の新サービスでは、手数料は無料で売却できるとのことです。
節税効果がある
従来のサービスである「匿名組合型」ファンドは源泉徴収され、雑所得に分類されていました。
今回の「任意組合型」については不動産所得になりますので、通常の不動産投資同様の節税効果が期待できます。
ということは、税金まわりの申告をすべて自分でしなければなりませんね!
中長期運用型のデメリットについて
デメリットについても挙げていきます。
- 優先劣後出資の概念がない
- 税金の申請がめんどくさそう
- 利回りが低め
- 最低出資金額が10万円からと少し高め
※従来のサービスでは1万円から
優先劣後出資の概念がない
従来のサービスでは、事業者による劣後出資により、もし損失が出てもある程度はまで投資家の損失はカバーされていました。
繰り返しになりますが、例を挙げて説明しますね。
(例)
100の不動産を例にすると90%が優先出資(投資家)、10%が劣後出資(事業者)の場合、
売却時に90%しか売れなかった場合、劣後出資が「損」を受け持ち、投資家の90%がそのまま利益を受け取れます。
今回の場合は、100の不動産が100%(投資家)出資になりますので、
90%しか売れない場合は、90。110%売れた場合は、110%の利益という形になります。
税金の申請がめんどくさそう
従来のサービスでは、雑所得扱いでしたので会社員の方は、年間20万円以上の場合のみ確定申告が必要でした。
※住民税の申告は別です。
今回はすべて自分でしなければならないので、正直めんどくさそうだなという印象が大きいです。
普段から毎年確定申告をしている人は、気にするポイントではないかもしれません。
利回りが低め
不動産クラウドファンディングといえば、高利回りという印象の方が多いでしょう。
私もそうです。
新サービスである「中長期運用型」ファンドでは平均3%~4%前後とのこと。
んーーー銀行に預けるよりは高金利ですが、少し物足りなく感じてしまいました。
最低出資金額が10万円からと少し高め
従来のサービスでは最低出資金額が1万円からでしたが、新サービスでは10万円からとなります。
一般的にイメージしやすい不動産投資に比べたら10万円でも非常に安価なのですが、どうしても従来のサービスのサービスと比較すると高く感じでしまいます。
最新の募集ファンド( 世田谷区下馬 一棟ビル )
6月5日から募集開始のファンドをみてみましょう。
(※募集期間が5/30になっていますが、誤植ですかね?)
中長期運用型ファンド(ウィスタリアプラザ 世田谷区下馬 一棟ビル)は運用期間は10年です。
こちらは都内在住の方ならイメージしやすいエリアではないでしょうか?
家賃などのインカムゲインを分配金の原資とするインカムゲイン型(※)です。
キャピタルゲイン型:資産を売却することにより得られる収入。
インカムゲイン型:資産を保有していることで得られる収入。家賃収入などを指します。
その他、詳しい情報などは公式情報COZUCHI をご確認ください
>>>従来サービスのCOZUCHIをもっと知りたい場合はこちら
まとめ
今回はCOZUCHI初の中長期運用型ファンドについて紹介しました。
任意組合型のサービスの投資経験がなく、今回の新サービスが良いのかどうか?
と聞かれれば正直微妙なところです。
クラウドファンディングではなく、不動産投資を行いたいけど資産不足の方などは今回の新サービスにはまるような気がします。
セミナーでも発言がありましたが、すぐには募集金額はうまらないだろうとのこと。
でも、新サービスリリースキャンペーンはとっても魅力なのは事実です。
私自身も今回の新サービスについてはもう少し考え、検討した上で判断したいと思います。
もっとCOZUCHIのことを知りたい!と思ってくれた方はこちらの記事にまとめています。