ALTERNA(オルタナ)の評判や利回りについて知りたい!!
今回は、三井物産のオルタナ(ALTERNA)の評判や利回りまたセミナーを実際に受けてわかったメリットデメリットについて解説します。
この記事でわかること
- 三井物産グループが運営するオルタナ(ALTERNA)で安心感がある!
- オルタナのデジタル証券は「申告分離課税」で確定申告不要!
- オルタナの利回りは3~4%と低めかつ、運用期間は5年以上
- 不動産クラファンや、REITとも違うデジタル証券に投資!
三井物産オルタナ(ALTERNA)とは?
オルタナは三井物産グループが提供するデジタル資産運用サービスです。
このサービスは、不動産などの実物資産に焦点を当て、デジタル技術を活用しています。
投資初心者でも安心して利用できる特性があり、スマートフォンを通じて利用者に手軽な投資体験を提供しています。
オルタナの基本概要
オルタナは、少額の投資から始められるデジタル証券を通じて、大型不動産への投資を可能にしています。
特に10万円からの投資が可能であり、これにより、富裕層だけでなく一般の個人投資家も参入しやすい環境が整っています。
オルタナの運用は三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社が行い、その安定性と信頼性が高い評価を受けているんです。
んーーーー聞きなれない言葉が!「デジタル証券」って何ですか?
ポイント
デジタル証券:ブロックチェーンなどの技術を用いて電子的に発行される有価証券のこと
オルタナ(ALTERNA)では、不動産の土地・建物に紐づけられた「受益証券」と呼ばれる有価証券を指します。
これは、従来の株式や債券などの有価証券と同様に社債や不動産、知的財産などの実物資産を背景に持つ場合が多く、法的にも有価証券として取り扱われています。
また、「三井物産のデジタル証券」の保有者情報等はブロックチェーン上に記録されており、証券の発行・譲渡・償還等が発生した場合にはブロックチェーン上の情報を書き換えることにより権利の移転が実現可能となります。
要するにデジタル化することで、今まで投資ができなかったものへ小口で投資することができるようになったってこと!
特にオルタナ(ALTERNA)で扱う不動産は、比較的大型で、土地の価値が相対的に高い都心5区が多い、築年数が新しい物件が多いです。
このような不動産は値段も高く私たち個人で購入することが難しく、投資する機会がないのが現状です。
ですが、オルタナ(ALTERNA)では、このような「今まで手に入り難かった、優良資産」への投資することができるようになるんです。
オルタナの4つの特徴
オルタナ(ALTERNA)の特徴は4つです。
- 「オルタナティブ投資」で資産を分散!
- 相場影響を受けにくい「安定資産」で手堅い投資!
- 投資先が明白!
- 全てがスマホで完結運用・確定申告も不要
オルタナティブ投資ってなに?
オルタナティブ投資とは、伝統的な投資対象資産である上場株式・債券以外への投資の総称で、不動産・インフラ等の投資対象が含まれています。
安定した賃料収入が期待できる不動産やインフラ資産は、そんなミドルリスク・ミドルリターンの資産で手堅い投資先をいえるでしょう。
自分がどんな金融商品に投資しているのか?も非常に明確で、一番の魅力はスマートフォンですべて完結し、確定申告も不要ということです。
三井物産オルタナのデメリット
オルタナのデメリットは3つ。
- 手数料など仕組みが複雑である
- 元本保証ではない
- 利回りが低く、運用期間が長い
一つずつ見ていきましょう。
手数料など仕組みが複雑である
オルタナの手数料表示を見て、いろんな種類の手数料を取られるのだなと感じたけど?
ばい、私も最初はそう感じました。
要約をすると下記です。
ALTERNAで表示されている分配金利回りは、各種手数料控除”後”の値です。
なので、ここから更に手数料が引かれることはありません!安心してね。
手数料には、「①一度だけ発生するもの」と「②毎年発生するもの」があり、「発行市場」と「流通市場」とで手数料の考え方が異なるため
これらの違いを知ることが重要です。
元本保証ではない
どの投資で同じことが言え、元本保証はありません。
むしろ元本保証があものは相手を疑うくらいのつもりで話を聞きましょう。
利回りが低く運用期間が長い
平均して3~4%で運用期間が5年程度です。
2024年3月時点、募集中のデジタル証券の想定利回りは4.3%です。
昨今の不動産クラウドファンディングの利回りが6%越えが多い中、ちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。
また、期間についても5年と長期間です。
実際にセミナーでお話をされていましたが、5年間運用したいのではなく、短期運用も設定上可能だが、適切な売却時期を探るため、5年間の運用としているそうです。
適切な売却が早く決まれば運用期間も短くなる可能性もあります。
利回りについても、想定利回り通りではなく、上回る可能性もあるとのことを言っていました!
ですので、利回りの低さ、運用期間についてはそこまでデメリットと感じないかなと思います。
三井物産オルタナのメリット
オルタナのメリットを2つ挙げてみました。
- 1口10万万円から都内の好立地の不動産へ投資が可能
- 確定申告は原則不要
一つずつ見ていきましょう。
1口10万円から都内の好立地の不動産へ投資が可能
比較的大型で、土地の価値が相対的に高い都心5区が多い、築年数が新しい物件に1口10万から投資が可能です。
これは個人では絶対投資できないような物件ですし、1口10万円から投資というには非常に不動産投資に興味がある人なら挑戦しやすい金額といえると思います。
また、キャンペーンも豊富で投資以上のメリットを得ることができることもポイントです!
確定申告は原則不要
オルタナのデジタル証券は「申告分離課税」の位置づけとなり、確定申告は不要になります。
これ、私的にめちゃくちゃ推しポイントです!
不要といってしまうと語弊があるかもですが、株式でいう特定口座と同じ扱いなので、オルタナ側が処理をしてくれます。
不動産クラウドファンディングは雑所得で、20万円以上利益を得てしまうと確定申告が必要なんですよね。
私自身サラリーマンなので、確定申告をする機会があまりなく、本当にめんどくさいんですーーーーーー!!
なのでオルタナのこの「申告分離課税」はめちゃくちゃいいです。
三井物産オルタナ(ALTERNA)の評判、口コミは?
オルタナで実際に投資をしている人をXで調べてみました。
口コミは多数ではありませんが、良い口コミ、悪い口コミをいくつかピックアップしてみました!
悪い口コミは利回りの低さ、手数料の複雑さについて触れている方が多い印象です。
この悪い口コミに関しては、オルタナ自身でセミナーを開催し、投資家の疑問を答えて、公式サイト上でコラム化しています。
セミナーを定期的に開催し、投資家の疑問を解消する場を設けてくれています。
オルタナ(ALTERNA)の良い口コミ
オルタナ(ALTERNA)の悪い口コミ
オルタナの登録方法は?
登録はスマホがあればOK!
5分程度で登録できて、審査も最短即日には完了します!
まず、オルタナに登録できる条件を確認しましょう。
- ご年齢が18歳以上
また、登録するにあたり事前に準備が必要なものは下記です。
- スマートフォンまたはタブレット端末
- 本人確認書類(マイナンバー含む)
- 出金先となる銀行口座の情報
オンライン完結の本人確認のためカメラが必要です!
①メールアドレスを登録
ALTERNA(オルタナ)公式サイトから新規登録をクリックし、メールアドレスを登録します。
②お客様情報の入力
登録メールアドレス宛に「ユーザー登録」に必要な認証コード4桁が送られてきます。
次に受け取った認証コード4桁を入力し、ご自身の情報を入力していきます。
③取引パスワードや本人確認
取引パスワードを設定し、本人確認書類の提出をします。
最短即日で登録のメールアドレスに審査の結果がきますよ。
④口座開設が完了したら事前に資金を入金
口座開設が完了したら全ての機能を使うことができます。
また投資の資金は事前入金になりますので、あらかじめ入金して準備をしておきましょう。
オルタナと不動産クラウドファンディングの違いは?
不動産クラウドファンディングと何が違うの?
不動産デジタル証券と不動産クラファンとの違いを見ていきましょう。
大きな違いは「運用期間」と「税制」です。
不動産クラウドファンディングの運用期間は、半年~1年程度のものが多い中、オルタナは5年以上の運用期間がほとんどです。
また、税制についても大きな違いがあります。
不動産クラウドファンディングで得られた利益は雑所得として「総合課税」扱いとなります。
年収2,000万円以下の給与所得者で、不動産クラファンからの配当を含めた給与所得以外の所得が年間20万円以下であれば確定申告は不要ですが、原則として確定申告が必要です。
しかし、オルタナのデジタル証券は「申告分離課税」の位置づけとなり、確定申告は不要になります。
株式でいうと特定口座の管理と同じですので、ご自身で申告分離課税を申請した場合、損益通算(損失と利益の相殺による課税対象額の圧縮)が可能となります。
オルタナとREITの違いは?
REITも似たような感じがするけど、何が違うの?
REITとは「Real Estate Investment Trust」の頭文字をとった略称で、日本語の正規名称は「不動産投資信託」です。
REITも少額から投資ができるので不動産クラウドファンディングや、オルタナどちらとも似ていますが、大きな違いは、価格変動の影響を受けないことです。
REITは日々株価が流動的で不安定ですが、その点デジタル証券は安定的です。
また、運用先について比較すると、REITは不動産の寄せ集めパック(1銘柄当たりの平均運用物件数は75件程度)なので、
実施にどの物件に投資しているかわかりにくいです。
デジタル証券は、単一または少数の物件に投資ができるので、どの物件に投資しているのか明白になり、安心感があります。
まとめ:
三井物産グループが運用するオルタナ(ALTERNA)について、メリットデメリットだけでなく、投資家の評判や利回りについて調査しました!
おさらいしましょう。
この記事のまとめ
- 三井物産グループが運営するオルタナ(ALTERNA)で安心感がある!
- オルタナのデジタル証券は「申告分離課税」で確定申告不要!
- オルタナの利回りは3~4%と低めかつ、運用期間は5年以上
- 不動産クラファンや、REITとも違うデジタル証券に投資!
オルタナ(ALTERNA)は、不動産クラファンともREITとも違う新しいデジタル証券への投資です。
親会社が上場企業でもあるため、運用期間が長めでも安心して投資ができると思います。
また、利益も雑所得ではなく、特定口座と同じ扱いなのでサラリーマンなどに人気が出そうです。
これから新しい投資先を探している、分散投資をして行きたい!
そんな方にピッタリかつ、魅力的な投資先の1つであるといえるでしょう。
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